ライブ中に号泣しまくった話をさせてほしい。-UVERworld ARENA TOUR 2018 TAKUYA∞生誕祭 男祭り-
12月21日。UVERworldというバンドの横浜アリーナのライブに行ってきた。
今回のライブはライブとは言っても従来のライブとは違うものだった。
それは男祭りという「男限定ライブ」。
実は、今まで男限定のライブに行った事がなく、この男祭りというライブには相当な憧れがあった。
何せ、横浜アリーナに15000人の男が集まるのだ。従来のライブなら男女混合だが、それが全て男になるのだ。
故に暑苦しいし、勢いも凄まじく、気合も皆バシバシだ。
(実際開演前にも関わらず、掛け声を上げたり、サウンドテストでは本番さながらの盛り上がりだった。あんなの今まで見たことなかった。)
UVERworld本人達も、同じ男が大勢集まったとなれば、その気合は相当なものになる。
そんな暑苦しく、ハードで、全身全霊のライブを身を持って体感したかったのだ。
人生で1番全力だったライブ
では、そんな男祭りは果たして楽しかっただろうか?
喉を潰し、息を切らし、数多の男に揉みくちゃにされながらも、UVERworldを全力で受け止め、全力で彼らに応える男祭りは楽しかっただろうか?
間違いなく楽しかった。
心の底からここまで全力になったライブは今までになかった。
普段聴いている音楽も、思い入れがあればあるほど、ライブでの感動も倍増するもの。僕の場合UVERworldは他のアーティストと比べても、一段と強い思い入れがあった。
今日に至るまで彼らの音楽には何度もカッコいい!と思い、何度も泣き、何度も励まされた。そんな自分自身の血肉になっているUVERworldのライブを念願叶って、観れたのだ。それも手加減なしの男祭りでだ。楽しくないわけがない。
ボーカルTAKUYA∞という人間
VoのTAKUYA∞はMCが熱い。自分達の音楽に対する覚悟や、嬉しさ、悔しさ、辛さの全てを音楽だけでなく、自分の口から直接語っている。
彼の表情や、本心むき出しの声の張り上げからするに、「あぁ、この人本気だ」と確信した。
ましてや自分の誕生日のライブだ。本人そこへの思い入れは相当なものだろうし、彼自身もライブ中に思わず泣いてしまってた時もあった。
本気で音楽を作り、本気で演奏し、本気で自分達の音楽を聴いた人達を1人でも多く幸せにしようとしてる。飾りなど一切せず、真っ直ぐに、「届くまで届かせてやる!」という覚悟をひしひしを感じたのだ。
ライブで号泣した話
僕は、今回のライブ中3回は泣いた。
1回目はALL ALONEという曲。
自分を認めてほしかった、何者でもない自分でもミュージシャンになりたかった。UVERworldを結成する前のもどかしい思いを綴った1曲。
やりたい事をやろうにもうまくいかず、大きな街の中にポツリといる自分というちっぽけな存在。
お金や物じゃない自分がいた証が欲しいというメッセージがひしひしと自分の中に伝わり、思わず泣いてしまった。
2回目はØ CHOIR。
この曲のイントロが始まったと同時に隣にいたファンの1人が顔を手で覆い泣き始めた。
それを見たら知らぬ間に僕も泣いてしまった。感情が移ったのか分からないが思わず自分も泣いてしまったのだ。
また、丁度この曲で周りのファンが肩を組み出したのだが、僕も同じように型を組み、曲が終わると同時に元に戻った時、隣の人と、グータッチをした。それにはその時ばかりの出来事と分かっていながらもすごく嬉しかった。
こういうやつ
3回目は在るべき形という曲。
この曲直前のMCでTAKUYA∞は、「これからも自分達は正しく失敗し、挫折し、反省し、前に進んでいくんだ」と語っていた。
どんな未来が待っているのか分からずとも、自分自身がその未来に絶望する事はないという曲。そのメッセージ性が最大限にダイレクトに伝わった時、曲が始まったと同時に、思わず感情が高ぶってしまった。
そして4回目がラストのMONDO PIECEという曲。
Ø CHOIRに続いてこの時も肩を組んだのだが、ふとスタンド席を観るとスタンドの人達もみんな、肩を組んでいたのだ。100人限定で特別招待された女性ファンもみんなだ。
ここまでみんなが肩を組んで一体となって、このライブのラストを迎えているんだと実感した途端、嬉しくなったのか、思わず泣いてしまった。
ただただ、ここまで一体になれるんだなと、感動したのだと思う。
そして現地の空気感と共にその光景を観なければあそこまで、感動する事もなかったとも思える。
最後に
ここまで読んで「泣きすぎだろ」と思った人もいるかもしれない。
我ながらに思う。泣きすぎだ。
しかしこれだけライブ中に泣いた事がないのもまた事実。
今回はこの感情の高ぶりを忘れない為にも記事にしたかった。
終わった後の率直な感想で言うなら、「行って良かった」と本当にそう思った。暑苦しく、熾烈を極めた男祭りは、間違いなくUVERworldもファンも全身全霊だったし、
どんなに体が疲弊しようと、「もっとだ!もっとだ!」と貪欲にその瞬間瞬間を体感したあのライブは絶対に忘れられないものになった。
余談だが、この横浜アリーナでのライブの前に、昼に武道館で女祭り(女性限定ライブ)もやったらしい。
多少の不安がなくもなかったが、微塵もそんな素振りは見えなかった。彼らのバイタリティとメンタリティはやっぱりすごい。
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