2018年下半期個人的に良かった映画。
今年もそろそろ大詰めとなってきたので、2018年下半期に観た映画の中から、
特に良かった映画をピックアップしていこうと思います。
上半期観た映画ピックアップはこちらから。
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下半期観た映画は32本。去年は1年通して90本だったので、合計でも62本と少し本数は少なくなってしまいましたが、それでも面白い映画にはちょこちょこ出会えたかなぁと思いました。
因みに上半期はランキング形式でしたが、下半期は順不同で作品を挙げていきます。
どの作品も同じぐらい魅力的だと思ったし、ただでさえ良い作品に順位を付ける必要はあるのかな?と思ったので、今回は順不同で挙げる事にします。
カメラを止めるな!
人気爆発で上映劇場が拡大!話題の映画「カメラを止めるな!」の“感染拡大”予告編が公開
今年観た中で、1番ダークホースだった映画は絶対この映画でしょう。元々は小規模での公開でしたが、口コミで話題となり、異例の大ヒット作品になった稀有な映画です。
映画館でこんなに笑いながら観たのは、この映画が初めてでした。僕以外にもみんな声を大にしてめちゃくちゃ笑ってたし、ハリウッドの大作とはまた違ったインパクトの残る映画でした。
1カットの番組シーンは、一見面白可笑しそうに見えながらも、小道具のタイミングや1カット切らさず回し続ける集中力はかなりのものだと思います。そしてその技量もさる事ながら、お笑いのセンスもとても良く、話題性だけではない、魅力が詰まった映画です。
検察側の罪人
木村拓哉と二宮和也が共演した映画で、1人の容疑者を罰するか否かを2人の視点から描いた映画です。木村拓哉演じる最上は傲慢で且つ、自分の私情と検察官として成すべきことの間で揺れ動く人間で、彼の表現する最上の人物像はこの作品を強く印象づけていました。
二宮和也演じる沖野も、新人検察官として純朴でありながらも、最上のやり方に疑問を抱き反論しようとしますが、直属の先輩でもある最上に抵抗しきれないもどかしさを持っていて最上に劣らずしっかり芯のある人間でした。
両者共に自らの正義を掲げながらも、検察官としてのもどかしさも持ち合わせていて、しっかりと人間像のある見応えのある映画だと思いました。
のんのんびより ばけーしょん
2018年8月25日ロードショー「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」PV第1弾
ど田舎に住む旭丘分校の生徒とその仲間達が、デパートの福引で引き当てた沖縄旅行を満喫する本作。アニメ版同様、のんびりとしたテンションは健在だったし、沖縄各所の景色はとても色鮮やかですごく綺麗でした。
これと言ったインパクトが残る作品ではないのかもしれませんが、現実世界を忘れてキャラクター達と一緒に沖縄旅行を満喫出来る心が安らぐ映画でした。
ヴェノム
ヴェノム自体はスパイダーマン3にも登場していましたが、今作はエディという原作と同じ主人公を基に描いた作品です。観る前はヴェノムに侵食され、悪に染まっていく話なのかなと思っていたのですが、実際はかなり善意的なヴェノムで結構以外でした。
しかし、アクション面はとてもスピーディーでかっこよく、トム・ハーディーは表情豊かで、観てて純粋に楽しかったです。
続編の制作も決定しているらしく、どんなキャラクターと共演するのか今から楽しみです。
search/サーチ
そして最後はsearch/サーチです。
本作は全編PCとスマートフォンの画面で構成された映画になっており、インターネットの画面は、どこか無機質な雰囲気を醸し出していて、独特な雰囲気でした。
映画自体は、父親が行方不明になった娘を、SNSやWebサイトを探し回り捜索する話なのですが、画面構成だけではなく、次から次に謎が明らかになっていく脚本がとても秀逸でした。
ネットの情報を鵜呑みにする事の危険性や、動画媒体を使った自己顕示欲を描いたりと、現代のインターネットを広い目で映した作品でもありました。
まとめ
以上が下半期面白かった映画のピックアップになります。なるだけ観たい作品は映画館で観たつもりでしたが、数本観に行けなかった作品もあったのはちょっと惜しかったなぁと()
やっぱり僕は家で観るよりも映画館で観た方が、集中出来るし没入感も高いと思ってるので、お金はかかりますが、来年もなるだけ映画館に通いたいと思います。